仮想通貨のメリット・デメリット

仮想通貨のメリット・デメリット

仮想通貨のメリット・デメリット

 

メリットとは

 

もっとも大きなメリットは3つ。1つ目は、“国に依存しない”ことです。国に依存しないというのは、仮想通貨が基本的な仕組みをブロックチェーンとしているため。それにより中央管理者が要らず、国に左右されることなく取引が可能になります。

 

 

 

ただ日本ではまだまだ安定した価値の仮想通貨が少ないため、デメリットになることが多いでしょう。しかしやや安定しているアルゼンチンやベネゼエラなどは、仮想通貨は非常に重宝されています。

 

 

 

2つ目は、“コストや時間を抑えられる”ことです。先にも述べたように国に依存していないため、自由に海外送金ができます。たとえば円→ドルへ送金する場合、通常いくつかの仲介業者を挟まなければいけません。

 

仮想通貨のメリット・デメリット

 

もちろんその際は手数料もかかりますから、コスト+時間で無駄になります。しかし仮想通貨なら円→仮想通貨→ドルだけで良いので、コストと時間をマイナスにできます。

 

 

 

3つ目は、“大きな稼ぎがある”ことです。仮想通貨は常に価格変動を起こしています。そのため、ビットコインは開始された当初はほとんど価値がありませんでしたが、今では1BTC約47万円前後と非常に価値の高いものになっています。

 

 

 

放置しているだけで気がつけば大金持ちになっているのも仮想通貨のメリットといえるでしょう。

 

 

デメリットとは

 

しかしデメリットもあります。それは、“価格変動が大きい”ことです。市場が安定していないため起こることですが、大きく値上がりしたと思えば暴落するケースは少なくありません。

 

 

 

実際、イーサリアムは2016年から2017年にかけて半分まで価格が下落しているといいますから、この価格変動の高さは大きなデメリットとなるでしょう。次に、“ハッキングリスクが高い”ことです。

 

 

 

国の依存がないぶん、すべて自己責任になります。またインターネット上で管理されているため、常にハッカーが狙っています。実際、何億円もの通貨が盗まれる事件が起きていますから、他の投資に比べるとハッキングリスクは高いといえるでしょう。

 

 

 

しかし、通貨そのものがハッキングされているのではなく、“取引所のハッキング”が多いともいわれていますから、きちんとした取引所を選べばハッキングリスクは抑えることができます。

 

 

 

初心者には難易度が高いですが、ソフトウェアウォレットやハードウェアウォレットであればこういったリスクが低くセキュリティ対策もきちんとしているといわれています。