仮想通貨はなぜ暴落するのか

仮想通貨はなぜ暴落するのか

仮想通貨はなぜ暴落するのか

 

暴落の主な原因

 

仮想通貨は、全体的に暴落しているといいます。その主な原因は、「テザー事件」「コインチェック事件」「法整備に関するニュース」「インド政府の発表の誤り」などが挙げられます。

 

 

 

テザー事件とはかなり深刻になっており、CFTC(米商品先物取引委員会)からの召喚状やテザーがUSDTトークン同等のUSドルを保有しているなど、これらを証明するための監査法人Freidmanとの契約が解消されたことが大きいといわれています。

 

 

 

コインチェック事件は、ネムがハッキングされ流出したことによる暴落です。バッキングを受けた金額は、5億2,300万NEM。被害総額は580億円にも及んでおり、市場ではもっとも大きな被害となりました。

 

 

 

そして、各国での法整備ニュースです。このニュースが相次ぐことで厳しい国では仮想通貨の取引そのものを禁止するなどの処置が検討・発表されています。

 

 

 

インド政府は、「仮想通貨は法定通貨として認めない」「仮想通貨を含む不正行為は取締を行う」と財務大臣が発言したことが仮想通貨完全禁止と勘違いされ、下落したといわれています。

 

 

 

他にも、韓国の取引所に警察が立ち入り調査を行ったことや他の金融に資金移動したことなどさまざまな原因が暴落を招いています。

 

暴落のときはどのように対処すべきか

 

暴落は資産が大きく減ることですから、不安になります。そのため、それを避けようと「さらに下がるまで利益確定したい」「下落が小さい通貨に乗り換えたい」といった手段を考えます。

 

 

 

しかしそういった状況を変えようとする行為が、マイナスに働くことが多いといわれています。では、暴落のときはどのように対処したら良いのでしょうか?それは、「そのままホールドする」ことです。

 

 

 

ホールドするのはあくまで「将来性のある通貨」のこと。万が一暴落のときに他の通貨に乗り換えてしまうと、さらなる損失を受ける可能性がありますので焦らずじっくり行動することが大切です。

 

仮想通貨はなぜ暴落するのか

 

仮想通貨を始める方の多くは、「儲けたい」を考えています。しかし、一時的な高騰に惑わされてしまうと失敗します。

 

 

 

ですから、どの通貨も「暴落の可能性がある」ことをしっかり頭に入れ、「なぜこの通貨を選んだのか」「不自然な高騰になっていないか」など十分考えて動くようにしましょう。

 

 

 

特に初心者の方は、よりじっくり考える必要があります。そうすれば、購入した通貨はどんどん大きくなり資産を増やすことができるでしょう。